城に住む使用人たち


メイド長*神楽


8歳の頃、道端に捨てられていた所を、買い物中の執事長の蘇桜に拾われ、メイドとしての教育を受けた。いまでは立派に成長し、城の自称しっかりものの(他称:うっかりものの)メイド長。


育て親の蘇桜を「兄様。」と慕うが、病弱で薬や健康食品ばかり食べさせられるのだけは我慢ならないらしい。


その為、身体に良いという謳い文句の化学食品系が大嫌い。
野菜や自然食は大丈夫なようで、最近は『LOHAS』という言葉が気に入ったらしく、自ら健康生活を心がけている。

パンを焦がして火災報知器を鳴らしたり、乳液と間違えて洗顔料を顔に塗って全身ヒリヒリしてしまったりする極度のドジっ娘。
使用人達からも"リアルなドジっ娘は災害"と大不評であるが、その評価は本人が一番不服に思っているようだ。

 

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誕生日:10月28日 蠍座
好きなもの:入浴剤・フルーツタルト・装丁の綺麗な本
嫌いなもの:辛いもの・苦いもの・健康食品
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メイド*ベル


ゆびゆび国から亡命中のプリンセス…?!

隣国ゆびゆび国から家出中の親指サイズの第三王女。
しかし、実は王様直々に「奔放な娘で迷惑をかけて申し訳ない。気の済むまでしばらく預かってやってくれ」とニャーゴヤ国に親書が送られており、両親にも王国民にもバレバレの家出生活である。

ニャーゴヤ国では魔法で人間サイズに変身して、城のメイド生活を満喫中。
本人は未だ気付かれていないつもりなので、隣国の姫にメイドなどさせられない!と慌てる使用人たちに対しても「そっくりさんです!」と言い張るため困っていたが、一度言い出したら聞かない性格のようで、なんでもソツなくこなすので最近はすっかりおまかせモードである。

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誕生日:3月6日 魚座
好きなもの:アイスクリーム
嫌いなもの:
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メイド*暁


一流の絵師との噂を聞きつけた蘇桜がお妃様に上奏し、遥か東方から長い旅をしてやってきた画家。
その筆は被写体の内面、真実の姿を写し取る“力”があると言われている。
しかし、お妃様の肖像画を描こうとしたが、どうしてもその美しさを表現できなかったため、なんとかキャンバスに永遠お美しさを留めようと、この城に残り修行をする事に。
メイドとして身の回りの世話をする事で、お妃様の普段の姿により身近な形で接し、その美しさを表現したいと願っている。

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誕生日:8月26日 乙女座
好きなもの:姫、Liqueur、薔薇
嫌いなもの:お妃様に近づくもの全て、鬱陶しい兄
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メイド見習い*むい


ニャーゴヤ国の城下町の本屋さん『水没ピアノ』にて働いていた本のスペシャリスト。

 

お使いの帰りに寄ったニュルンベルクのマイスタージンガーの口笛を吹くメイド長*神楽に一目惚れ。「彼女こそが私のサムワンだ……!」と追いかけるも見失ってしまう。

彼女を見つけるため旅にでて十二国からやってきたキリンと契約して二足歩行兵器と戦ったり、異国にてゆで卵のちょうど良い茹で具合を見たり、特殊系の念を獲得してみたり、九度山の天狗を訪ねてみるも出会うことができず、失意の末戻ったニャーゴヤ国でばったり神楽と再会。ニャーゴヤ城に勤めはじめる。

城内では女系女子特有のネチネチ系ポエムを送り続けたりしている。(もちろん派手な便箋を使って。)


メイド見習い*莉花


ニャーゴヤ国の一級香草調香師。

花や植物の香り・味などの効能に詳しく、ハーブやアロマの調合を得意とする。

 

人里離れた妖精と共存する里で育てられ、現在も妖精の加護を受けているが、悪戯好きな彼らのせいでよく道に迷っている。

そのため断じて方向音痴ではない(らしい)。

いつも草花としかあまり触れ合っていなかったためか機械類や、尊敬しているお妃様以外の人間を認識・区別するのが苦手。
シンデレラ妃がお風邪を召された際に城に呼ばれ、在城中にメイド長と共謀して執事タウいじりにハマり、いつの間にかメイド見習いとして城で雇われていた、掴みどころのない少女。

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誕生日:3月19日 魚座
好きなもの:薔薇・ピンク・紫・ジャスミンティ
嫌いなもの:がさつなもの・機械類・入り組んだ道
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執事長*蘇桜


仕事にも自分にも厳しいお屋敷の執事長。
なんでも完璧にこなすので 使用人・主人共に信頼が厚い。そのためやっかみも多く、”鉄面皮” と言われるが、本当は優しいことを使用人達は知っている…。

城の内部や王家の人間関係について詳しく、蘇桜がいつからか屋敷に 務めているのかなどを知っている者がいないため、年齢不詳と相まって 「人間離れしている。化け物じゃないのか」等と様々な噂が飛び交う謎の多い執事である…が、本人は全く気にせず今日も仕事に勤しんでいる。
ヒト・ネコ・イヌetc..問わない困った拾い癖がある。

 

家の屋根にのぼっている野良猫を「シーサー」と呼ぶ。

誰も執事長が大きな勘違いをしていることに突っ込むことはできない。

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誕生日:10月5日 天秤座
好きなもの:美味しいもの、four roses(black)
嫌いなもの:不味いもの、汚いもの。
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執事*タウ


新たに城の使用人が募集されるというお 触れを聞き、はるばる北の果てから執事になるため一念発起してやってきた執事見習い。

数々の使用人試験を乗り越え、数多のライバルに打ち勝った期待の新星である。
その実力は執事長に匹敵するのでは…
と使用人達からささやかれるが、本人がいたって温厚なため執事長の座を巡った権力争いなどは起こらなさそうだ。
現在はその働きが認められ、執事に昇格している。

 

現在は、何故か昇格してからいじられキャラに転向してしまった残念な執事。

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誕生日:11月4日 蠍座
特技:カクテル作り、マッサージ
嫌いなもの:
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執事*マキタ


執事*マキタ

失っていた記憶を取り戻したマキタは、留学と称してニャーゴヤ国に戻ってきた。

一日に何度も鏡をチェックするナルシスト癖と、紅茶をご提供する時に緊張で手が震えるチキンなところも相変わらず。きっと、可愛い姫様達にお仕えする方が性に合っているのでしょうね。

 

これまでのおはなし

『記憶を取り戻し、探していた妹とついに再会。かくして、執事マキタは隣国カースガイ王子として母国へ帰りました。長身マキタの腰ほどの高さに、くっついて離れない幼げな頭。二人は国を立て直し、治めてゆきました。 
無事に失った記憶が戻ったマキタ。しかし屋根裏が忘れられずにいた様子。 

ある日のニャーゴヤ城。そこには、ある噂が流れていた。

噂はこう語る。

「たまに、終わっていなかった仕事が片付いているのです。まるで使用人が一人増えたかのように・・・」 
またカースガイでは  「たまに主が消えてしまうのです…お出かけならば一言お願いいたしますと幾度も申しあげているのですが…」 

はてさて、魔法の国は不思議でいっぱいの模様でございます。』 


語部;しろうさぎ 


執事*望月 要


王妃直属の騎士として仕えていたが、身元不詳のメイドあげはに不信感を抱き、監視のため執事としてお屋敷に潜入したが、元からの忠誠心の高い、世話好きな性格が功を奏して?

最近はすっかり執事が板についている。

冷静沈着で黙々と仕事をこなすが
夜になるとほんの少し、口数が増える。

毎夜飲んでいる酒のせいだと思われるが、顔には一切でない為に厨房担当の碧しかその事実には気付いていないようだ。

 

カレー好きの集まる屋根裏で唯一カレーが苦手のため、皆がカレーを食べている少し寂しそうにしている。

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誕生日:3月5日魚座
好きな物:アルコール、アロマ、猫
苦手なもの:カレー
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執事見習い*碧


厨房担当の使用人。
人見知りが激しく、常にうつむいて仕事をしている。
主な仕事はお皿洗いで、最近”お皿との会話”が出来るようになったとか…
しかしその実、喋り好きで淋しがり屋なので話しかけると少し嬉しそうである。


前職は有名なラボで研究員をしていたらしいとの噂がある…?!
ゆづきとは新人の頃間違えて塩入りコーヒーを出してしまい、以来犬猿の仲。

蘇桜のことを"兄貴"と呼んで慕っている。
仕事は出来るのにメイド長に激しいツッコミをいれるせいで態度不良と言われ、昇級できない不遇の見習い。

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誕生日:10月27日 蠍座
好きなもの:閣下の歌声、ばいきんまん
苦手なもの:ミューズ
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パティシエ*りん


屋根裏のお菓子担当の使用人。

后様の元乳母の娘で、幼い頃から母に城の話を聞いて、いつの日か自分も城で働くと幼心に誓ったのであった。
お菓子の才能のあったりんは、世界中でお菓子の修行を積み、ようやく憧れのシンデレラ城のある、ニャーゴヤに戻ってきた…。

城に勤める前から使用人達と仲がよく、厨房によく顔を出しており、遠い異国からも、いままで屋根裏においしいお菓子を届けてくれていた。
甘さが控えめで優しく素朴な味のお菓子は、シンデレラ妃だけでなく数多の姫や伯爵を虜にしている。

 

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誕生日:9月24日 天秤座
好きなもの:チョコレート・金平糖
嫌いなもの:
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男装ギャルソン*犹哉


メイド@暁の神出鬼没な双子の兄。
かなりのブラコンで、いつも暁のそばに近付く男を監視している。
が、しかし自身はかなり軟派な女性好きであり、そのためよく妹に軽蔑の眼差しを送られている。

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誕生日:8月26日 乙女座
好きなもの:Liqueurと全世界の姫さんがあれば薔薇色のLa vie(人生)さ!
嫌いなもの:妹に近づくもの全て
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男装ギャルソン*叶


旅に出た使用人達

      あげは             まも             雫

       ゆづき             ましろ

※執事マキタが旅から戻ってきました。